ビジネス現場に直結した教材と、言語習得運用理論を踏まえたアプローチとコミュニケーションストラテジーを重視した指導法による実践的英語プログラムを提供。

語学学習とは

  • HOME »
  • 語学学習とは

語学の学習とは単に「文法と単語を覚えて会話練習をする」ということだけではありません。語学には(特に英語のように日本語と文法・文化的に距離のある言語では)図1のように3つの学習のステージ(基礎知識、筋トレ、スキル)があります。

それぞれのステージには特有の問題があるため、それをクリアするにはその目的にあった方法論が必要なのです。たとえば筋トレステージでは「人間を相手に入出力」を一定時間行う必要がありますし、スキルのステージ(交渉や公式文書作成など)では専門技術・知識を持つコーチから指導を受ける必要があります。

しかもこれら「読む、聴く、書く、話す」という4技能それぞれに、こうした3つのステージが存在するのです。単純計算でも4×3で12通りの学習アプローチが存在することになります。そのため効果的な学習を実現するには、学習者が「どの技能」におて「今どこにいて」、「ゴールをどこにするか」を見極め、これにもっとも効果的なプログラムを組むことと、それを行うための専門知識が必要になります。単に暗記や会話を奨励すればよいというわけではありません。

図1にはいくつもの壁があります。「話す・聴く」の技能を例にとって説明しましょう。「文法の壁」は学習項目が限られているため克服はそう難しいものではありません。しかし英語を「机上の学問」として習ってきた人にとっては、「英語を使って対面で効果的に対応する」ことに慣れていません。これが「レスポンスの壁」となります。この克服には「対面による会話練習」が必須となります。さらに進むと発音が連続してつながる上、即答が求められるため、分析や翻訳する時間がなくなります。これが「スピードの壁」となります。さらに進むと「異文化・コミュニケーションパターンの壁」に突き当たります。これは物事の説明方法や会議への参加方法など、さまざまな文化的な差異がコミュニケーションのパターンに反映される箇所です。

こうした壁を乗り越えて語学力を身に付けても、それだけでグローバル人材になれるわけではありません。グローバル人材養成には、図2のような重層的な環境や条件を満たす必要があります。

ある統計ではアジア地域赴任経験者の70%近くが「現地人と十分にコミュニケートできた」と回答しているのに対し、大半の現地人は「ほとんどの日本人がコミュニケーション不足である」ことを指摘しており、大きな意識ギャップが存在することを示しています。

これは日本側に相手の異文化に対する理解や現地人との信頼構築を促進する上で、まだ方法論の理解が十分ではなく、それにもとづく着実な努力が不足していることを裏付けています。

アジアユーロ言語研究所ではこうした異文化理解を促進する各種プログラムも提供しており、多くの顧客から好評を得ています。

企業研修の具体事例

ケース1.大手金融機関のケース

ニーズ:

社員の英語力はみな一定のレベルを超えているが、全員が自分の言いたいことが十分に説明できていないという不安感を持っており、その解消を図るとともに、英語で「相手を動かす」ためスキルを学ばせたい。

提案したソリューション:

本研究所では、日本人とネイティブの組み合わせによるチーム形式を提案しました。

まず日本人とネイティブのチームで、各会話タクティクスルールの説明と演習を行います。これには、スキルスモールトーク、関係構築術、論理的な展開、詳細内容を明確に説明するスキル、自信と説得力を付けるパワートーク術、ケーススタディによる交渉などが含まれており、そこで学んだ技術とルールを用いて後半にはネイティブ講師が応用練習を行いました。

これにより受講生が当初持っていた不安感が解消されただけでなく、実際にさまざまなビジネスシーンにおいて、「どのようなアプローチでコミュニケーション上の問題を解決していけばよいのか、その方法論と自信を得ることができた」という評価を数多くいただきました。

ケース2. 大手メーカーのケース

ニーズ:

今日社員の業務において、電子メールによる海外とのコミュニケーションが大きな比重を占めるようになっている。

多くの社員はTOEIC600以上のスコアを持っているものの、

「自分が書いていることが正確に伝わっているかどうか不安」

「気づかないうちに失礼な物言いをしているのではないか」

「相手からなかなか返事が来ない」

「書いている内容が十分理解されていないようだ」

などの意見がよく聞かれる。そのためこうした社員の声に何とか応えたい。

提案したソリューション:

このケースでは日本人講師がインタラクティブな演習で指導を行う2日間集中セミナー形式を提案しました(1クラス20名程度)。

よく「クリアーな英文が書けない」のという声が聞かれますが、その原因は、単に文法力がないからではありません。これには、文法上の配慮、構文上の配慮に始まり、相手と自分の関係の捉え方、ストーリー展開のデザイン、論理的説明力、丁寧さと相手配慮による敬語法などを含む、体系立った技術的方法論が必要になります。しかも面倒なことに、これが日本語の書き方とは違う体系を持っているのです。

そのため、今回の提案では、依頼、要求、陳謝、クレーム、提案など、典型的なビジネスシーンに基づいた実践的なサンプルを通じて、これら方法論を明確に理解してもらった上で、演習とケース・スタディでこうしたスキルを学ぶ、というアプローチを取りました。受講生からは「まさかこんな点が重要になるとは思わなかった」、「どこにライティングのヘソがあるかが理解できた」、「このような説明を受けたのははじめてだ」といった感想を多くいただきました。

ケース3. サービス系企業のケース

ニーズ:

社員の英語レベルはそこなのだが、人前で話すが非常に苦手なようなので、こうした苦手意識を解消したい。特にプレゼンテーションのような機会は今後も増えると思うので、そうしたスキルセミナーができないか?

提案したソリューション:

今回は2日間の集中セミナー形式(1クラス12名程度)を提案しました。

説得力と自信に満ちたプレゼンテーションは、どれもそれなりの方法論の上に構築され、特にストーリー構成の技術がきわめて重要です。

今回はこうした方法論について、まず初日、日本人講師がインタラクティブな演習を通じて説明を行いました。

次に日本人講師とネイティブ゙講師のチーム指導のもと、プレゼンテーション内容のストーリー構築を行います。

二日目はネイティブが人前でスピーチを行う際のパワートークスキルを指導し、後半は本人によるプレゼン発表と、その評価を実施しました。

これにより、受講生はここで学んだストーリー構築技術と、実際に作成したプレゼンテーションの「ひな形」を今後のプレゼンテーションに応用できるようになりました。


PAGETOP
Copyright (c) asiaeuro All Rights Reserved.